ホーミタクエオヤシン
~ どういう風に生きれば、人は美しいのだろう ~
バガボンド/井上雄彦/講談社
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ただ真っ直ぐに――
一本の道を進むは美しい。

じゃが普通はそうもいかぬもの。
迷い、間違い、回り道もする。

それでええ。
振り返って御覧。

あっちにぶつかり、
こっちにぶつかり、
迷いに迷ったそなたの道は、
きっと誰よりも広がっとる――(中略)

道が広がった分おぬしは、
誰よりも人に優しくできる。

わしも、武蔵も、
なれなかった人間になれる。


井上雄彦さんの『バガボンド』(講談社)より抜粋させて頂きました。
すばらしい言葉ですね。

まっすぐに一本の道を進む。
難しいことですね。

きっと誰もが願うことなのに、
足跡はいつだって右に左に揺れてしまいます。

どうしてでしょう。

あなたが弱いからでしょうか。
あなたに何かが足りないからでしょうか。

いいえ。

足跡が右に左に揺れてしまうのは、
人生には『波』があるからだと、僕は思います。

人生には、山があったり、谷があったり。
春があったり、夏があったり、秋があったり、冬があったり。

なかなか天候に恵まれない時期というのも、どうやらあるようです。

ちゃんと前に進めているのだろうか。
もしかしたら、後ろに戻ってしまったんじゃないだろうか。

そんな風に考えてしまう時だって、あると思います。

でも、一生懸命歩いている限り、
後戻りしてしまうことなんて決してないと、僕は思います。

あなたはただ、あなたなりに誠実に生きる。

それさえできれば、たとえどんなに足跡が左右してしまったとしても、
必ず前に進めていると思います。

『たとえ人が気付かないとしても
 ひそかに進んだ1ミリの距離に自信を持ってバンザイ』


絵本作家、松本えつをさんの言葉です。

いきなり大きなことをしようとしても、
なかなか難しいと思います。

それより、たとえ小さな一歩だったとしても、
とにかく前に進めたのなら、
もっと胸を張ってもいいのではないでしょうか。

小さな一歩では胸を張れないと、
あなたは言うかもしれません。

でも、大丈夫。
いつかきっと、その一歩を思い出す日が来ると思います。

今のあなたと同じような壁にぶつかって、
思い悩んでいる友人や後輩に出会った時、
あなたは手を差し伸べてあげることができます。

いつかあなたに子供ができて、
その子があなたと同じようなことで悩んだ時、
あなたは手を差し伸べてあげることができます。

道に迷う時。
足跡が左右してしまう時。
それは、あなたが優しくなっている時。

そんな風に思えば、心にそっと、優しい風が吹き渡る。

そんな気がしませんか?

だから、優しい気持ちでいきましょう。


まっすぐ歩けない弱さを責めるのはやめて、

それでも踏み出せた小さな一歩に胸を張って、

優しい気持ちで生きていきましょう。



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読むだけで心がラクになる22の言葉/本田健/フォレスト出版
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人生では、自分の期待したものとは違うものがやってくることが多いわけですが、
それを楽しめるようになれれば、人生の達人です。

たとえば、あなたには、レストランで
オーダーした料理と違ったものが出てきた体験はありませんか?

そんなとき、頼んだメニューと違うと言わずにそのまま食べてみたらすごくおいしくて、
「これはこれでラッキーだったかも」と思ったりするものです。

これからは、人生で期待と違ったことが起きたとき、
「考えていたものとは違ったけれど、これはこれで楽しんでみよう」
と考えてみてください。

起きたことをひとまず受け入れてみると、
これまでとは違った世界が見えてきます。


本田健さんの『読むだけで心がラクになる22の言葉』(フォレスト出版)より抜粋させて頂きました。
すばらしい言葉ですね。

期待したものとは違うものが来たとしても、受け入れる。
難しいことですね。

これは、こうであるべきだ。
これは、こうでなければならない。

多かれ少なかれ、そんな風に思ってしまうことは、
きっと誰にだってあることだと思います。

でも、そんな気持ちを抱いてみたところで、
苦しい思いをするのは、結局は自分自身なんじゃないかと、僕は思います。

『人生はチョコレートの箱のようなものだったよ。
 何が出てくるか分からないからね』


映画『フォレストガンプ』(パラマウント映画)中のセリフです。

今、苦しいと思えることが目の前にあったとしても、
どうかそれがそのまま続くとは思わないでください。

それがきっかけとなって、
新しい何かが始まるかもしれません。

それがきっかけとなって、
大切な誰かと出会えるかもしれません。

長い道のりです。
何がどうなるかなんて、誰にもわかりません。

開けてみるまでわからないし、
開けた後もきっとわからないのでしょう。

だから、どうか一片に囚われないでください。

悲しみを悲しみのまま握りしめていては、
心はどんどん疲れていってしまいます。

だから、その手を広げてみてください。

そして、僕は僕に、あなたはあなたに、
与えられたこの人生に、ただ手を合わせましょう。

たとえどんなに深い傷だったとしても、
いつか必ず、癒える日がくる。

『あの時はまいったよ』と振り返れる日が、
きっとやってくる。

そんな風に思えば、心にそっと、優しい風が吹き渡る。

そんな気がしませんか?

だから、優しい気持ちでいきましょう。


悲しみを悲しみのまま握りしめるのはやめて、

あなたはあなたの人生にただ手を合わせて、

優しい気持ちで生きていきましょう。



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書籍のご案内


書名: ホーミタクエオヤシン1
著者: 司馬 春風
価格: ¥ 460 + 税
ISBN-10: 4902218690
ISBN-13: 978-4902218695
発売日: 2011/09/30


書名: ホーミタクエオヤシン2
著者: 司馬 春風
価格: ¥ 500 + 税
ISBN-10: 4902218321
ISBN-13: 978-4902218329
発売日: 2010/12/30



プロフィール

Author:司馬 春風
読書感想文ブログ『ホーミタクエオヤシン』は、『どういう風に生きれば人は美しいのだろう』というテーマで綴られたエッセイ集です。お役に立てたら、嬉しいです。



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